授乳 (母乳やミルク) については一喜一憂しないことが大事です《リハビリテーション科/医師5年目》

リハビリテーション 医師5年目
(生後11ヶ月時点)

コロナの影響で、里帰り出産はできず、また1カ月検診の2週間前より県をまたいだ移動がだめだと言われたので、産後は平日実母に4週間程度泊まりで手伝いに来てもらい、1カ月して検診とお宮参りをしてから、3週間ほど帰省しました。

1カ月ほどは、授乳するか寝るかでした。少し片づけをするとすごく疲れてしまい、何も家事ができない自分を情けなく思い、涙もろくなっていましたが、徐々に用事もできるようになりました(ならざるを得なかった部分もあります)。

実母に来てもらうのは、夫が気まずくなるのではないかとも思いましたが、日中は仕事でおらず、夜も別の部屋で寝てもらったので、それほどストレスになることなく行けたと思います。それよりも、気兼ねなく、何から何まで手伝ってもらえたのがありがたかったです。

夜間、授乳後もずっと泣いて、夫も私も疲れて起きられないときは、がbabyを別の部屋に連れて行って、明け方まで抱っこであやしてくれていました

今振り返ると、この夜泣きはもう少しミルクをあげたらよく眠れたのではないかと思います。ずっと欲しがっているような気がして、出ない母乳を長い時間加えさせて、寝不足になり、つらかったです。

退院1週間後検診のとき、泣いてはいけないとミルクをたっぷり飲ませてから検診で体重測定したため「体重が増えすぎです」「ミルクは足さなくてよいです」といわれましたが、実際母乳はあまり出ておらず、足りていませんでした。その2週間後の新生児訪問では、測定直前におしっこがたくさん出たこともあり、体重の増えが大変不十分で「ミルクをたくさん足してください」と言われました。

人工的なミルクを上げることに少し抵抗はありましたが、結果として母乳が出るまでの間、ミルクを足してよかったです。体重や母乳の量が気になったので、収納スペースをとらないバネばかりの体重計を買いました。

この頃の体重は、小さくてミルク前後、排尿前後でも大きく変わるので、あまり1回の体重測定で決めるのはよくないかなと思います。電話で保健所の助産師さんと相談しながら、自分の考えも交えながら、ミルクを足して飲ませました。

生後100日のお食い初めあたりで急に体が楽になり、母乳の量も増えて、ミルクが不要になりました。母乳をあげて、ミルクを作ってさまして飲ますのは少し大変だったので、その点でも楽になりました。

伝えたいこと

ぜひ産後は何もしない想定で、産後ケアのサービスや家族の助けを借りてください。授乳について、ネットに書いてあることや、1回ごとの体重に一喜一憂してしまっていましたが、もっと大きい視点で、自分達親子に合ったスタイルを見つけてくことが大切かなと思います

プロフィール

妊娠時: 29歳
勤務先: 大学病院
サポート体制: 夫 (里帰り3週間、夫の育休なし)
育児分担: 基本はワンオペ
栄養: 混合
職場復帰: 生後6ヶ月

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