妊活を始める時点で上司や同僚に報告を《救急科/医師12年目》

救急科 医師12年目
子ども3人 (6歳, 4歳, 2ヶ月)

プロフィール

妊娠時: 31歳
勤務先: 市中病院
不妊治療歴:あり
妊娠中の体調不良で休んだ日数: 1ヶ月

分娩形式: 経膣
トラブル: 切迫早産
産後の体調不良: 睡眠不足、会陰切開の痛み、授乳時の痛み

サポート体制: 夫 (里帰りなし、夫の育休なし)
育児分担: パートナーがいない平日日中などはワンオペ
栄養: 完全母乳 (1歳以降に離乳予定)
職場復帰: 生後11ヶ月

妊娠前 (後期研修2年目)

大変だったこと

● タイミング法の時は数日おきの受診。予定が立たず、急に診療を抜けるのが申し訳なかった。高度不妊治療になってからは、スケジュールはある程度調整できるようになったけれど、ホルモン剤の影響で吐き気や腹水貯留など体調不良が続きました。

助かったこと

● 妊活を始める時点で上司にも同僚にも報告しました。シフトを日勤専従にしてもらったり、急に休んでも大丈夫なように人員配置してもらえて助かりました。
● 同僚も非常に理解があり、嫌な顔一つせず応援してくれました。

伝えたいこと

● 妊活を始める時点でまわりに報告しておいたほうがスムーズです。とてもプライベートなことではありますが、妊活も、その後の妊娠出産でも急に休む可能性があり、管理者としては年単位での人員配置を考える必要があるので。また、同僚からの理解も得やすくなると思います。

妊娠中 (後期研修2年目)

大変だったこと

● つわりがひどく、1か月休みました。吐くわけではないけれど、吐き気、めまい、立ち眩み、眠気がひどかったです。目に見える症状ではなかったので、自分でもはじめは「自分は怠けているだけじゃないか」と思ったりもしましたが、つわりが終わり体が軽くなってみると、やはり相当しんどかったのだと再認識しました。

助かったこと

● 体調不良で休むことが多くなっても、みんな嫌な顔一つせず、むしろ会うたびに「体調大丈夫?」と心配してくれた。

伝えたいこと

● つわりは本当に人によります。「あの人はつわりなんかなかったのに」とか「ほかの人は妊娠中も休まなかったのに」なんて思うことなかれ。実際、体調不良で無理に働くと診療の質も下がるし、周りとしてもどこまでカバーするべきか悩ましいと思います。思い切ってある程度の期間しっかり休んだほうが、自分にもまわりにも良いのでは

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