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妊娠出産前の自分へのメッセージ (授乳や母子同室の大変さ、パートナーの理解力アップ、他)《総合診療/医師3年目》

総合診療科 医師3年目 女性
(0歳2ヶ月時点)

1) 妊娠中の悪阻や体調不良は人それぞれ、かつ予測不能。妊娠時独自の不安や悩みも多い。 だからこそ無理しないこと、そして業務を随時調整してもらうことが大事。
2) 産後は睡眠不足に加え、会陰切開後の痛み、悪露、腰痛、浮腫、乳房の張りなど 様々な症状に苦しまされる。3歩歩くだけでも大変! トイレに行くのも一大事。
3) 産後は無理に母子同室をしなくても大丈夫。 夜間に授乳を頑張って、母乳を増やすのも大事だけど自分のメンタルと体力回復が一番。育児は退院後が本番。
4) 授乳は予想以上に大変!ほとんどの人は母乳がしっかり出るまで時間がかかる。数週間かかっても大丈夫。入院中に母乳がどれくらいの量出ているかの測定があったりもしますが、プレッシャーを感じないで大丈夫。他人との比較も不要。
5) 産後の入院中に (授乳、赤ちゃんの寝かしつけ、おむつ交換、爪切りのことなど)助産師さんに積極的に質問し、疑問を一つずつ解消しておくと少し安心。 産後、湧いてきた質問は忘れないようリストアップしておくと良い。
6) 産後、赤ちゃんのケアと同じくらい大事なのがパートナーの理解力アップ。授乳中は動けず、自分の体も時間も赤ちゃんに拘束されることをしっかり伝えよう。「今、僕にできることない? 」と積極的に聞いてもらうよう教育するのが大事。 携帯、テレビのリモコン、ティッシュ、お茶などの物品を 授乳している自分の近くに持ってきてもらうだけでも助かる。
7)退院後はバウンサーが役立つ! バウンサーのおかげで家事や食事が可能になる。
8) 沐浴、おむつ交換、赤ちゃんの抱っこは家族に手伝ってもらおう 産後のお母さんは授乳やミルクの準備だけでも大変。
9)産後1ヶ月は全身の痛みや睡眠不足で普通の生活は送れない。 「1日部屋着」「赤ちゃんが寝たら自分も寝る」という生活を予定しておくと良い。
10) 産後はスーパーへの買い物さえもいけなくなるので 生協の宅配やミールキットがおすすめ。 Amazon, TVer, Kindleでの気分転換もおすすめ。

プロフィール

妊娠時: 29歳
勤務先:無床診療所

サポート体制: 夫 (里帰り6週間、夫の育休2週間)
育児分担: 平日日中はワンオペ
栄養: 混合 (2週間) → 完全母乳
職場復帰: 生後1年以降に保育園通園予定

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