子どもを産むか産まないかというところから悩みました《消化器内科/医師4年目》

消化器内科 医師4年目 女性
(生後2ヶ月歳時点)

私の場合、子どもを産むか産まないかというところから悩みました。

再受験をして医学部入学していることから、結婚して8年以上経っておりましたが、キャリアを中断させたくないという強い思いから、医学生・研修医時代を含めて妊娠・出産の希望はありませんでした。 しかしながら医師として現場に出て働く過程で(例えば患者さんのお看取りの際の各家族の様子をみたり、既に中高生のお子さんがいるけれどもフルタイムでオンコール病院で働いている女医さんがいたり)、自分と夫の人生の終末を考えた時に子どもがいる人生というのもひとつなのではないか、妊娠により数ヶ月現場に出られないことにはなるが子どもから受ける影響で医師としても成長できるタイミングがあるのでは、と考えが変わってきました。 実際、妊娠中は悪阻がひどく産む直前まで毎日数回吐いている状態で、思い切り仕事ができたとは言えず悔しくて泣いた日もあったものの、幸いにも切迫で安静のため休職などにはならなかったため産前5週まではなんとか働けました。 また会社員の夫が保育園入園まで育休を取ってくれることとなったので、産後7週で復帰したため、現場に出られないのは3ヶ月のみで子供を産むことができました。

伝えたいこと

職場の理解 (悪阻で午前に急に出勤できないことや胃カメラの業務ができず同僚に迷惑をかけることもありました)、夫を含めた家族の理解 (保育園の送り迎えや発熱時の対応は夫に頼もうと事前に話し合いました)、あと順調な妊娠経過 (これは運だと思います)と色々なものが必要にはなりますが、方々との調整がつけば欲張りに生きることにチャレンジしてみるのもひとつかもしれません。

プロフィール

妊娠時: 32歳
勤務先: 総合病院
職場復帰: 生後2ヶ月

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