妊娠前に自分のやりたい事 (公衆衛生) をやれてよかったです 《総合診療/医師5年目》
総合診療科 医師5年目
(2歳時点)
プロフィール
妊娠時: 29歳
勤務先:市中病院
不妊治療歴:なし
妊娠中の体調不良で休んだ日数:0日 (全日休んだことはないが、つわりの時期は1-2時間別室で休ませてもらった)
分娩形式: 経膣 (硬膜外麻酔あり)
トラブル: 分娩遷延
産後の体調不良: 会陰切開後の痛み、腰痛、睡眠不足、マタニティブルー (会陰切開の痛み、腰痛、睡眠不足、マタニティブルー (産後2,5日目あたりが睡眠不足とホルモンバランスなのか抑うつのピークで何でもなく涙が出た)
サポート体制: 夫、ベビーシッター (里帰り4週間、夫の育休4週間)
育児分担: 夫のサポートあり (コロナ禍で夫がリモートワーク中心となったため)
栄養: 母乳 (2ヶ月) → 混合
※生後4ヶ月目から保育園中はミルク、朝夕夜は母乳(仕事中の昼休みに搾乳)
※生後10ヶ月目で乳首を噛まれたことをきっかけに卒乳
職場復帰: 生後4ヶ月
妊娠編
妊娠前 (後期研修1年目)
伝えたいこと
私はもともと公衆衛生修士に興味があり、出来れば妊娠前に自分の興味をとことんやりたいと思った ので、初期研修後に臨床をバイトのみに切り替えて1年間で修士号 を取得しました。妊娠出産後は自分のために使える時間が確実に減るので、既存のキャリアの順番より自分のやりたい事を優先すると後悔が少ないように思います。
妊娠前期 (後期研修1年目)
大変だったこと
● 安定期になってから周囲の人には伝えるつもりで、研修プログラム責任者のみに妊娠の事実を伝えるつもりだったが、つわりの症状が強く研修中に休まざるを得なかったので、すぐに周りの人に伝わってしまった。
助かったこと
● 早めに仕事の配慮をしてもらったのは助かった。
すでに半年分の当直のスケジュールが決まっていたので、7回分ぐらいの当直を全て日直に変更すべく、自ら初期研修医や後期研修医にお願いしに行った。初期研修とは違う病院で繋がりがない中で、妊娠の事実を打ち明けながら交代の打診をしていくのは辛かった。後悔したくなかったので自分の体調を優先するために、当直はしたくないと初めから思っていた。
妊娠中期 (後期研修1年目)
大変だったこと
● だんだんお腹が大きくなり、つわりが終わってからも常に口の中が酸っぱい、眠いなどの症状が続いて勉強がしづらかった。
妊娠後期 (後期研修1年目)
大変だったこと
● 妊娠5-6ヶ月目でお腹が大きい状態で、3ヶ月間別の病院での研修を行った。研修先の責任者や指導医は理解があったが、信頼貯金が無い中で仕事を融通してもらうことは肩身が狭かった。
助かったこと
● 育休明けの先生や育児中の先生も多く、妊娠をポジティブに受け止めてくれる人がいるのは心強かった。
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