子どもが生まれると時間の使い方が激変します (土日の病棟回診も3時間の一大事)《産婦人科/医師6年目》

産婦人科 医師6年目
(1,3歳時点)

経験談
1日の過ごし方というより、自分の人生の過ごし方として、圧倒的に時間在庫がなくなるので、自分がやりたいこと、やらなければいけないことを厳密に取捨選択する必要があると思います。家事育児の中でも自分はどこの部分はやりたいのか、どこは外注で満足できるのか、仕事も自分の興味ある分野はどこなのか。また自分の頭の中の心配事から完全になくすという意味で外注はなるべくその工程まるっと外注することが大切かなと思います。例えば夫に外注するなら、洗濯物たたむだけじゃなくて、洗剤の補充、なんならチェストの中の衣替えまで含めてまかせるなど。美容院、通院などの自分の予定は後手後手になるため、まずは自分のスケジュールから埋めていくことを心がけました。特に専門医試験の勉強時間は残った時間で…なんて思うと全く進まなかったので、週1、3時間シッターさんに来ていただき、当直予定がでたら夫に休日の子守り日を相談、ここは勉強時間としっかり決めないと本当に勉強が進みませんでした…。

伝えたいこと

子どもが生まれてから時間の使い方が本当に激変します。ちょっと患者さんの様子を見に土曜日午前中に病院に行くなんてことはよくあることかと思いますが、子どもがいると、まず実家の予定を確認し、実家に子どもを連れて行き、そこから病院に向かい、また子どもを迎えに行き..と30分でできていたことが3時間くらいの一大事になります。それができなければ当直の先生にお願いすればいいと思うのですが、申し送り記載にも時間がかかりますし、申し訳なさなどが重なり精神的にも大変だったりします。でもこれが一生続くわけではない、と信じて(今まだ渦中のため)この時間の使い方に慣れていくしかないのかな…と。

プロフィール

妊娠時: 35歳
勤務先: 市中病院

サポート体制: 夫 (医師)、実母、ベビーシッター (里帰り6週間、夫の育休なし)
育児分担: 基本はワンオペ (当直時は実母, 週1ベビーシッター)
栄養: 完全母乳 → 復職後は1〜2カ月搾乳 → その後ミルク
職場復帰: 生後6ヶ月

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