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男性医師の育児休暇の落としどころを職場で作ろう《パパ/総合診療科/医師17年目》

総合診療科/医師17年目
子ども3人 (13歳、9歳、4歳)

男性の育休は2週間、4週間、2ヶ月の3パターンが多いです。

自分が17年前に、うちの科で初めての配偶者育児休暇を2週間取得したときは、周りに聞ける人もおらず、自分もよくわかっておらず、妻の退院後の買い出しのみしておりました。私は夜泣きや授乳のお世話はほぼわからず、当直もあって家で寝ていたり、気分転換といってゲームをしたりしていたので、妻評価は「20点」でした(ゲームは叩き割られました)。

その後、職場では男性医師も育休を申請するようになり、最大で2ヶ月の(出生児含む)育児休業を取得するケースも出てきました。そういった医師は、”大切な子供なので、おむつ替え、夜泣き、洗濯、料理すべて妻が見ているものをみて、自分でもできるようになりたい”という気持ちを語ってくれます。彼らにとっては『育児”休暇”ではなく、”育業”』だということです。

こちらはシフトを組むほうなので、職場も大変なのですが、法律も時代も変わったなあと感じながら(もちろん、うちの家も上ふたりは、最初の子より自分がやることも増やしましたし、義母にお礼を払って手伝ってもらったりしていましたが)、多めの医師リクルートおよびシフトワーク体制も組み上げつつ、職場(患者の安全と安心含む)と部下と自家の落とし所を探っているところです。

伝えたいこと

というわけで、男性医師の育児に対する基礎知識と姿勢、どこまでやりたいか、そしてその間のチーム診療が可能かによって、2週間・1ヶ月・2ヶ月など、目安となる前例をつくっていくと、少しはうまくいくのではないでしょうか。

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