《まとめ》スムーズな産休育休取得および職場復帰

産休育休は家庭と仕事のバランスや自分が人生でやりたいことについて考える貴重な機会です。以下は、スムーズな産休育休取得と職場復帰を実現するために計画すると良い、いくつかのポイントです。

1. 早めの計画
産休育休を取得する予定がある場合、早めに計画を立てましょう。不妊治療の予定がある場合も同様です。上司や同僚への報告時期を決め、業務内容の整理、外来/病棟管理/当直の代理医師の調整を進める時間を確保しましょう。研修医の場合は産休前に立ちっぱなしの業務や被爆のある科を避けるなど、ローテートの順番も考えると良いでしょう。

2. サポート体制
家族/友人/同僚/上司/保育園などの理解と協力は必要不可欠です。育児や仕事のサポート体制を整え、ストレスを軽減しましょう。産後数ヶ月以内の職場復帰を考えている場合には保育園や院内託児所の見学を妊娠中に行っておくと良いかもしれません。

3. お金の管理
<産休育休中および復帰後の収入と支出の計画<を立てましょう。産休育休の手当や助成金、医療費、子育てに必要な初期費用を書き出し、整理しておくと良いかもしれません。また育休明けに時短や非常勤で働いた場合の給与を事前に知っておくことも大切です。

4. スキルの維持
医学の知識は常に変わっています。子育てをしながら自分の時間を確保するのは容易ではないですが、学習内容や自分一人の時間をいつどのように確保するかをイメージし、パートナーと共有しておくと実現しやすいかもしれません。一時保育、ベビーシッター、シルバー人材などの利用を検討しても良いかもれしれません。

5. ストレス解消
子育てのためにも、スムーズな社会復帰のためにも、健康維持が重要です。特に産後は自分の食生活や睡眠を犠牲にしがちですが、どうか無理をせず、周りを頼れる体制を作りましょう。パートナーを含む家族の協力も鍵となります。宅配、ミールキット、家事代行、スマート家電なども上手に使うと良いかもれしれません。

6. 職場復帰
育休明けの復帰時期や働き方については上司や同僚と継続してコミュニケーションを取るようにしましょう。特に復帰時期については実際に子どもが生まれると考えが変わります。周りとの信頼関係があることが前提ではありますが、復帰に関して確定的なことを言うのは避け、考えは常に変わるものだと捉え、臨機応変に対応するのが良いかもしれません。

この記事は、妊娠出産子育てを控えている医師向けに、産休育休取得および復帰計画を立てる際の重要なポイントをいくつか紹介させていただきました。周囲と一緒に計画を立て、またサポート体制を確立することで、自分にとって心地の良いキャリアと家庭のバランスを見つけていきしょう。

【参考情報】
「産休育休の取得と復職について」(日本医師会)https://www.med.or.jp/nichikin/meibo/sinkoiku/
日本医師会のウェブサイトには、医師の産休育休に関する詳細な情報が掲載されており、様々なサポートについても掲載されています。

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